不動産売却をスムーズにおこなうためには、そのエリアの魅力や特徴を買主に伝えることがポイントです。
そのため、どのような街かを売主自身も知っておく必要があります。
今回は府中市で不動産売却をお考えの方に向け、住みやすさや有名スポット、地価動向を解説します。
府中市にある土地や建物を売却する予定の方は、ぜひ参考になさってください。
まずは、府中市で不動産売却をするなら知っておきたい、住みやすさや街の特徴を解説します。
府中市は、東京の中央あたりに位置する、人口約26万人の街です。
南側に多摩川が流れており、川と並行する平坦地の先には立川段丘が広がっています。
新宿副都心まで約22㎞と、比較的都心部に近いのが特徴です。
面積は29.43㎢あり、23区の面積ランキング10位の、品川区の面積22.84㎢を上回っています。
また、府中エリアは再開発により大きなオフィスビルが建設されたり、商業住居複合施設ができたり目覚ましい発展を遂げました。
駅直結のタワーマンションも完成し、近代的な魅力と住みやすさを併せ持った街といえます。
府中市は大化の改新以降、武蔵国の国府が置かれ、政治・経済・文化の中心として栄えてきた市です。
府中市の「府」は政治や政庁を意味しており、政治の中心であったことから「府中」と呼ばれるようになりました。
明治後半から昭和初期にかけて鉄道網が整備され、1916年には京王電気軌道の新宿~府中間が全線開業し、そのあとの発展につながっています。
長い歴史が薫る府中市は、不動産売却時に住みやすさをアピールできるでしょう。
府中駅には京王線が乗り入れており、特急や準特急も停車します。
利用できる本数が多く、スムーズに都心部までアクセスできるため、公共交通機関を日常的に利用する方は住みやすさを実感できます。
主要駅までの所要時間は、新宿駅まで乗り換えなしで約24分、東京駅までは、新宿でJR中央線に乗り換えて約46分です。
土地や建物を購入する際、住みやすさとともに、交通アクセスや利便性を重視する方も多いです。
府中市なら、都心部へのアクセス環境や、利便性を重視する方に向けた不動産売却もできるでしょう。
府中市における過去5年間の犯罪件数を見ると、年々減少傾向にあります。
駅周辺の再開発がおこなわれる前は夜遅くまで営業しているお店が多くあり、治安が悪いイメージがありました。
しかし、防災行政無線による声掛けやパトロールの強化、子どもの見守りがおこなわれており、現在は安心して暮らせる街となっています。
子どものいるファミリーが引っ越し先を探す際、住みやすさだけでなく治安の良し悪しも気になるポイントではないでしょうか。
治安が良い府中市は、家族みんなが住みやすさを実感できる街といえます。
この記事も読まれています|日野市は不動産売却しやすい?街の住みやすさや地価動向を解説!
続いて、不動産売却をするならチェックしておきたい、府中市にある有名スポットを解説します。
有名スポットとしてまず挙げられるのが、東京農工大学です。
東京農工大学は農学部のある国立大学で、持続発展可能な社会の実現などを理念としています。
農学と工学の融合領域における科学的探究をとおし、世界第一線の研究大学となることを目指しているのが特徴です。
教育活動においては、学生の論理的思考力の基盤構築と、創造性を刺激する講義や実験、実習教育をおこなっています。
新たな考えや価値を創出し、他者の個性を敬いながら、自らの独創性を発揮するための基礎力を養っているのが特徴です。
研究活動においては、自らの存在意義を確固たるものにしつつ、自発的かつ創造的な活動を進めています。
府中市には教育環境が整っているので、子どものいるファミリーに向けた不動産売却がおこなえるでしょう。
府中市で不動産売却をするなら知っておきたい有名スポットとして、大國魂神社も挙げられます。
大國魂神社とは、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りした神社です。
この大神は出雲の大国主神と御同神で、大昔武蔵国を開き、人々に衣食住の道を教えたといわれています。
医療法やおまじないの術も授けた神様でもあり、縁結びや厄除け、厄払いの神として有名です。
歴史的な有名スポットがあることを、不動産売却時にぜひアピールしてみてください。
府中の森公園も、府中市にある有名スポットのひとつです。
府中の森公園とは、武蔵野の緑に包まれた、森と丘と水辺のあるファミリースポーツ公園です。
野球やテニス、サッカーなどの運動施設が充実しており、家族みんなで楽しめます。
子ども用遊具や子ども用水遊び場、傾斜を成した芝生の広場などがコンパクトにまとめらており、小さな子ども連れでも安心です。
また、府中の森公園は、基地跡地利用方針に基づき、公園用地としても整備されています。
遊び場としての役割だけでなく、災害時の避難場所としての機能も持った、市民の安全を守る公園です。
家族みんなで遊べる公園があれば、小さな子どものいるファミリーからも好印象を持ってもらえるでしょう。
この記事も読まれています|日野市は不動産売却しやすい?街の住みやすさや地価動向を解説!
最後に、府中市での不動産売却であらかじめ知っておきたい、地価動向について解説します。
府中市における、令和4年度の地価は下記のとおりです。
※上記の数字は府中市の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考://tochidai.info/tokyo/fuchu/
府中市は、2013年より地価の上昇が続いているエリアです。
2018年~2023年の5年間で見ると、住宅地で+7.4%、商業地で+8.5%と、大きく上昇しています。
府中市で不動産売却をするなら、地価の上昇が続いている今が適しているかもしれません。
今後、府中市の人口(30代~40代)は、10年で約6,000人減る見込みです。
不動産の買い手となる若い世代が減っていくため、不動産売却をするなら早めに動くべきといえるでしょう。
また、住宅ローンの金利が1%上昇すると、返済額は15%~20%ほど増えることになります。
そのため、低金利のうちにマイホームを購入しようと考える方も少なくありません。
低金利かつ地価が高いうちに売りたい方は、ぜひこのタイミングでの不動産売却を検討なさってください。
この記事も読まれています|日野市は不動産売却しやすい?街の住みやすさや地価動向を解説!
府中市は住みやすさ良好な便利な街です。
多くの有名スポットにも恵まれ、不動産売却しやすい市といえます。
府中市の不動産売却なら「不動産売却情報館(アイホーム株式会社)」へ。
マンション・一戸建ての仲介売却や任意売却など、幅広い対応力を活かしてお客様のお悩みをトータルでサポートいたします。
まずは、お気軽にご相談ください。