オープンハウスとは?不動産売却のために実施するメリットとデメリット

オープンハウスとは?不動産売却のために実施するメリットとデメリット

この記事のハイライト

  • オープンハウスとは、不動産を完全に開放して自由に内覧してもらうこと
  • 内覧客同士がバッティングすることで、成約率が上がるというメリットがある
  • 多くの方が訪れるので、冷やかしの方の対応にばかり追われないよう注意が必要

「なかなか不動産の売却が決まらない」とお悩みの方、もしくは「なるべくスピーディーに不動産を売却したい」とお考えの方はいませんか?
そんな方におすすめしたいのが、売却活動の1つである「オープンハウス」です。
そこで今回は、不動産売却においてオープンハウスを実施する方法やメリット・デメリットについて解説します。
立川市周辺エリア(東大和市、武蔵村山市、昭島市、八王子市、日野市、府中市、国分寺市、国立市、小平市、小金井市)で不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

不動産売却の有効な手段の1つ!オープンハウスとは

不動産売却の有効な手段の1つ!オープンハウスとは

不動産の売却にはそれなりに時間がかかります。
一般的な仲介での売却の場合、3か月~半年ほどが目安です。
しかし、それ以上に売却期間が長引いているケースや、転勤などで売却期限が決まっているケースでは、なにか売却の後押しになる方法を検討したいですよね。
そんな方におすすめなのが、「オープンハウス」の実施です。

オープンハウスとは

オープンハウスとは、売却する一戸建てやマンションを開放し、来訪者に自由に内覧してもらうことです。
オープンハウスでは訪れた方が誰でも不動産の中を見学でき、事前予約も必要ありません。
気軽に内覧できる機会を設けることで、より多くの方に不動産について知ってもらい、潜在的なターゲットにアピールする機会となります。
一戸建てで実施する場合は「オープンハウス」、マンションの場合は「オープンルーム」と呼ぶのが一般的です。
オープンハウスの実施日は、基本的には多くの来客が見込める週末や祝日に設定します。
「なるべく売却の機会を増やしたい」という方は、追加で平日にも実施してみると良いでしょう。

オープンハウスを実施する流れとは

オープンハウスの実施日が決まったら、チラシの配布や不動産会社ホームページでのお知らせ、のぼりの設置など、不動産会社が主体となって告知を進めます。
オープンハウスの当日は、不動産会社の担当者が常在し、訪れた方の案内をするのが一般的です。
居住中の自宅でオープンハウスを実施する場合など、売主が案内人を務めるケースもあります。
どちらにせよ、当日は常に誰かが案内人として控えておく必要があると考えておきましょう。
また、住んでいる家をオープンハウスとして開放する場合は、当日までに掃除や不要物の処分などを済ませておかなければなりません。
物が多く、生活感のありすぎる家は内覧者にマイナスなイメージを与えてしまうので注意してください。
一方、退去後の不動産でオープンハウスを実施する場合は、家具やインテリアを配置してショールームのような空間を演出することもあります。

この記事も読まれています|マンション売却は住みながらできる?メリットや成功させるコツについて解説

不動産売却時にオープンハウスを実施するメリットとは

不動産売却時にオープンハウスを実施するメリットとは

オープンハウスを実施するメリットとは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。
ここでは、メリットについて解説していきます。

メリット1:内覧当日の成約率が高まる

通常の内覧では、スケジュールを調整して内覧希望者を1組ずつ案内します。
しかし、多くの方が出入りするオープンハウスでは、複数の来訪者が同時に内覧する機会も珍しくありません。
内覧がバッティングすることで、内覧者それぞれに「購入するなら早く決めなければ」という心理が働きます。
そのため、オープンハウスでは内覧当日に購入の申し込みをもらえる可能性が高まるのです。

メリット2:希望価格で売却しやすい

成約率が高まるのと同じ理由で、値下げをしなくても売却しやすいというメリットがあります。
購入意欲が高い内覧者がオープンハウスでバッティングすると、買主側としても値下げ交渉がしづらくなるからです。
また、「この買主を逃したら売却できないかもしれない」といった不安感を抱きやすい通常の内覧と違い、オープンハウスでは複数の買主と同日に交渉する機会が生まれます。

メリット3:不動産の改善点がわかる

オープンハウスを実施する前には、不動産の不具合や劣化部分について細かく確認しなければなりません。
状況によってはハウスクリーニングやリフォームが必要だからです。
オープンハウスの実施は、売主が不動産の状態を改めて認識する良い機会になります。
また、オープンハウスの来場者にアンケートを実施することで、売主にはわからなかった改善点が見つかることも少なくありません。
アンケート結果を真摯に受け止め改善につなげることが、早期売却への近道になるでしょう。

メリット4:いろいろな方に不動産を見てもらえる

オープンハウスにやってくるのは、不動産を積極的に探している方だけではありません。
たまたま前をとおりがかった方や、オープンハウスののぼりを見たというご近所さんなども訪れます。
一見、成約にはつながりにくいように思えても、思わぬルートで売却が決まる可能性はゼロではありません。
購入意欲の高い方は不動産情報サイトを利用している場合が多いですが、オープンハウスではインターネットとは違った顧客を呼び込む効果が期待できます。

この記事も読まれています|マンション売却は住みながらできる?メリットや成功させるコツについて解説

不動産売却時にオープンハウスを実施するデメリットとは

不動産売却時にオープンハウスを実施するデメリットとは

オープンハウスを実施するメリットは多いですが、デメリットがないわけではありません。
実施を決める前に、デメリットについても理解しておく必要があります。

デメリット1:ご近所さんに売却のことを知られてしまう

オープンハウスを実施する場合、事前に告知をおこないます。
とくに周辺エリアへの告知には力を入れるため、「ご近所さんに売却のことを知られたくない」という方にとっては大きなデメリットになるでしょう。
また、ご近所さんが興味本位で内覧にやってくるケースもあります。
家の中を見られることに抵抗がある場合、オープンハウスの実施はおすすめできません。

デメリット2:不特定多数の方がやってくる

オープンハウスには、いろいろな方が訪れます。
ただ物件を見学するのが好きな方や、単なる冷やかしという方もいるでしょう。
多くの方に気軽に内覧してもらえる点がオープンハウスのメリットではありますが、不特定多数の方が出入りする状況に不安を感じる売主もいるのではないでしょうか。
とくに居住中の家で開催する場合は、家のすみずみまで見られることにストレスを覚えてしまうかもしれません。
また、購入に消極的な来訪者の対応に追われて、購入意欲の高い来訪者の対応ができないリスクもあります。

デメリット3:オープンハウスを実施しない不動産会社もある

オープンハウスは、すべての不動産会社で実施できるわけではありません。
事前の告知費用や、当日立ち合いのための人件費がかかることもあり、オープンハウスを実施していない不動産会社もあります。

この記事も読まれています|マンション売却は住みながらできる?メリットや成功させるコツについて解説

まとめ

オープンハウスの実施に、メリットとデメリットのどちらが多いと感じるかは人によってそれぞれです。
しかし、オープンハウスの実施は不動産売却を進める大きな力になるでしょう。
立川市の不動産売却なら「不動産売却情報館(アイホーム株式会社)」へ。
マンション・一戸建ての仲介売却や任意売却など、幅広い対応力を活かしてお客様のお悩みをトータルでサポートいたします。
まずは、お気軽にご相談ください。

まずはご相談ください!

042-512-9413

営業時間
10:00~19:00
定休日
無し

売却査定

お問い合わせ