東京都日野市は、都心へのアクセスが良く自然も多いことから、子育て世代に人気のエリアです。
豊田駅南口周辺は再開発が進められているため、今後もますます需要が高まると予想されます。
今回は、そんな日野市で不動産売却をご検討中の方に向けて、アピールポイントとなる街の魅力をご紹介します。
地価動向についても解説するため、ぜひ参考になさってください。
不動産を売却する際は、物件そのものの魅力だけでなくその街の住みやすさもアピールすることが大切です。
ここでは、日野市の住みやすさを構成する4つのポイントを解説します。
日野市にはJR中央線や京王線が乗り入れており、都心へのアクセスが良好です。
JR日野駅や豊田駅から新宿までは乗り換えなしで約30分、東京駅へも約45分ほどで到着します。
また乗り換えが必要になるものの、渋谷や池袋へも約40分ほどでアクセスすることが可能です。
朝の時間帯はそれなりに混雑しますが、都心まで1時間以内となれば十分通勤圏内といえるでしょう。
さらに観光名所として有名な高尾山へも約30分ほどで行けるため、レジャー好きの方が住む地域としてもおすすめです。
日野市はもともと住宅街として開発されたエリアなので、どの駅にも派手な繁華街がありません。
そのため街全体が落ち着いており、近隣の都市に比べると治安が良いという魅力があります。
実際に令和4年の日野市の犯罪認知件数は、近隣の都市よりも少ない572件となっております。
また、市内ではよくパトカーが巡回しているほか、地域住民による自主的な防犯活動が実施されているのもポイントです。
日野市は、治安面を重視するファミリー層や一人暮らしの女性などにも、おすすめの地域といえるでしょう。
日野市内にはスーパーマーケットや大型商業施設など、数多くの買い物施設が揃っています。
豊田駅のすぐ近くにはイオンモール多摩平の森があり、日用品の買い物はもちろん休日のお出かけにもおすすめです。
また、中央線で少し行ったところには、百貨店や大型商業施設が豊富な立川市や国分寺市もあります。
そのほかにもドラッグストや家電量販店など、生活に必要なお店が揃っているため買い物に困ることはないでしょう。
日野市が住みやすいといわれる理由の1つに、子育てのしやすさも挙げられます。
日野市は「子育てしたいまち・しやすいまち」をスローガンに掲げ、子育てに力を入れている自治体です。
産後家庭にお弁当を届けるサービスの実施や、子どもが1歳を迎えたときに商品券を配布するなど、独自のサポート体制が整っています。
また、小さな子どもがいる家庭だけでなく、就学期の子どもたちを対象としたサポートも充実している点が魅力です。
たとえば「放課後子ども教室 ひのっち」では、放課後に子ども達が安心して過ごせるよう、地域住民が見守りをおこなっています。
このように日野市では、地域や行政が一丸となって子ども達の成長を見守ってくれるため、保護者も安心して子育てができるでしょう。
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マイホームを探している方のなかには、周辺にどのような施設があるかを気にする方も多いです。
不動産売却時にアピールできるよう、ここからは日野市の有名スポットを解説します。
京王百草園は、江戸時代から語り継がれる日本庭園です。
園内にはツツジや藤、アジサイなどをはじめとした四季折々の花々があり、季節ごとにその様子を楽しめます。
なかでも梅の開花時期には、約50種500本の梅が咲き乱れ、園内の華やかさも最高潮に達します。
茅葺屋根や竹垣など日本の伝統文化にも触れられるため、昔の趣を感じながら景色を満喫することができるでしょう。
高幡山明王院金剛寺は、関東三大不動の1つと称される歴史的な文化財です。
平安時代初期に、円仁により東関鎮護の霊場として開かれたのが始まりとされています。
不動堂とその本尊である不動明王像をはじめ、金剛力士像が左右に安置された仁王門など、境内には多くの重要文化財が残っています。
年間行事だけでなく、がらくた市やリサイクル市などの月行事も豊富なため、子どもと一緒に参拝する良い機会になるでしょう。
京王れーるランドは、多摩動物公園駅にある鉄道ミュージアムです。
京王電鉄・京王バスの資料だけでなく、運転体験や車掌体験など子どもが喜ぶ体験メニューが揃っています。
実際に使用していた車両でドアの開閉操作を体験できるなど、鉄道好きにはたまらない仕掛けがいっぱいです。
また屋外には1941年に製造された車両も展示されており、子どもだけでなく大人も一緒になって楽しめます。
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土地や建物を売却する際は、そのエリアの地価動向も把握しておく必要があります。
ここからは、日野市の地価動向と今後の見通しについて解説します。
令和4年における日野市の地価は以下のとおりです。
※上記の数字は日野市の公示地価と基準地価の総平均を記載しております。
※参考://tochidai.info/tokyo/hino/
日野市の地価は、昨年に比べて0.24%の上昇となっています。
とくに浅川を挟んで北側の上昇率が高く、一方で多摩動物公園の周辺は下落傾向にあります。
浅川より南側のエリアは坂が多く、土砂災害警戒区域に指定されたこともあって、売却しにくい状況にあるようです。
不動産価格は、地価の上昇や人口の減少によっても変動します。
日本では今も低金利が続いていますが、2022年に入ってから固定金利の上昇が始まっているのをご存じでしょうか。
住宅ローンの金利が上がると毎月の返済額が増えるため、不動産需要が低くなる可能性があります。
また、日野市の人口については、家を建てる世代(20〜40代)がすでに減り始めており、2030年には約8,100人も減る見通しです。
人口が減ればそれだけ不動産を購入する方も少なくなるため、それに伴い地価も下落する恐れがあります。
日野市の地価は北側と南側で二極化が進んでいますが、いずれも早めに売却を検討したほうが良いといえるでしょう。
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日野市は都心へのアクセスが良く、子育て支援が充実していることからファミリー層におすすめのエリアです。
地価は全体的に見ると上昇していますが、南側では下落している場所もあります。
今後は金利上昇により不動産需要が減る可能性もあるため、日野市で不動産売却をお考えの方は早めに行動することをおすすめします。
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