住みながらでも不動産は売却できる?メリットや注意点を解説!

住みながらでも不動産は売却できる?メリットや注意点を解説!

この記事のハイライト

  • 売り先行であれば、住みながらの不動産売却が可能
  • 住みながら不動産売却すると、二重ローンを避けられるなどのメリットがある一方で、生活感のあふれる物件は売れにくいデメリットもある
  • 住みながら不動産売却する際の注意点に、室内の清掃を徹底することなどが挙げられる

マイホームを住み替える際は、住みながら不動産売却したいと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、住みながら不動産売却するメリットや気を付けたい注意点について解説していきます。
立川市周辺エリア(東大和市、武蔵村山市、昭島市、八王子市、日野市、府中市、国分寺市、国立市、小平市、小金井市)に不動産をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

不動産を住みながら売却する方法

不動産を住みながら売却する方法

マイホームを住み替える方法には、次の2種類があります。

  1. 買い先行
  2. 売り先行

買い先行とは、文字通り新居を買うことを先に進める方法のことです。
それに対し売り先行とは、売ることを先に進める方法のことです。
住みながらの不動産売却では、売り先行により売却活動をおこなうことになります。

売り先行のポイント

売り先行では、新居を確保する前に現在の住まいを不動産売却します。
そのため、引き渡しまでに引っ越し先が決まらなければ仮住まいを用意しなければなりません。
売買の進捗状況によっては、仮住まいが長期化して家賃負担も重くなってしまいます。
そこで売り先行で進める場合は、新居の購入も並行して進めるのがポイントです。
売り買い同時進行により、現在の住まいと新居の引き渡し日を合わせられれば、仮住まいにかかる費用を抑えられるでしょう。

リースバックを利用する

住みながら不動産売却するには、リースバックという方法もあります。
リースバックとは、不動産会社に売却した自宅を、その後はリース料(家賃)を支払うことでそのまま住み続けられる方法のことです。
これまでは持ち家だった自宅は、賃貸物件に切り替わります。
そして売却代金は一括で受け取れるので、不動産売却後にじっくり新居を探したい方にもおすすめの方法です。
リースバックの注意点
不動産会社は、リースバックにより取得した物件を再販売することを前提としています。
そのため、リースバックによる買取価格は物件の相場よりも安くなる傾向にあります。
また、年間のリース料は買取価格の10%前後が目安です。
買取価格が高額になるほど、周辺の家賃相場よりもリース料が高くなる場合があるので注意しましょう。

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不動産を住みながら売却するメリット・デメリット

不動産を住みながら売却するメリット・デメリット

一般的に、不動産は空き家の状態のほうが売却しやすいのが特徴です。
しかし住みながらの売却にも、いくつかのメリットがあります。
一方で気を付けたいデメリットも存在するため、それぞれの特徴を知っておきましょう。

住みながら売却するメリット

住みながらの不動産売却には、次のメリットが挙げられます。
住み替え費用を確保しやすい
売り先行なら、新居の購入前に不動産売却が完了します。
それによって得られた資金を、住み替え費用に充てられます。
不動産の購入にも頭金など多額の費用がかかるため、自己資金が十分にない方にとっては、メリットの大きい方法と言えるでしょう。
二重ローンを避けられる
住宅ローンの残債がある場合、買い先行で不動産売却を進めると二重ローンのリスクがあります。
しかし住みながらの売却なら、二重ローンを避けられるのがメリットです。
そして、現在の住まいの売却価格が確定してから新居を購入することになるので、無理のない資金計画を立てられるでしょう。
買主へ物件の魅力を伝える機会が多い
中古の不動産を求める買主は、所有者の人柄にも注目しています。
住みながらの売却なら、内覧などで買主と直接顔を合わせる機会も多いでしょう。
その際に、自分の口から物件の魅力を直接伝えられるメリットがあります。
そして買主との関係も作れるので、売買交渉をスムーズに進められる可能性が高まるでしょう。

住みながら売却するデメリット

住みながらの不動産売却は、メリットばかりではありません。
売却活動を成功させるためにも、以下のデメリットに気を付けてください。
内覧予約がいつ入るかわからない
売却活動中は、突然の内覧予約にも対応しなければなりません。
当日や前日になって連絡が入ることも珍しくなく、とくに予約が集中しやすい週末の外出も制限されてしまうでしょう。
そして内覧がおこなわれるたびに、室内の清掃などで出迎える準備をしなければなりません。
基本的には、売却活動中に週末の予定を入れられなくなる点に注意しましょう。
生活感のある家は売れにくい
住みながらの不動産売却は、室内に家具や荷物がある状態で内覧対応しなければなりません。
すると、生活感があふれ過ぎるあまり、購入希望者に良くない印象を与える恐れがあります。
そこで、室内にある荷物の量はなるべく少なくするようにしましょう。
すぐに使わないものは、外部のトランクルームに預けるのも有効な対策方法です。

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不動産を住みながら売却するときの注意点

不動産を住みながら売却するときの注意点

住みながらの不動産売却では、知っておきたい注意点があります。
まず、内覧に訪れる方はお客さまとして出迎える心構えが大切です。
物件について詳しく知りたい方が多いので、空室時の状態がわかる写真や間取り図などを用意しておくと喜ばれるでしょう。
また、その場で売買交渉がおこなわれることも珍しくありません。
そこで、あらかじめ譲歩できる条件や譲れないポイントを決めておくのも注意点です。
このほか、次のポイントにも注意していきましょう。

内覧の準備をしっかりおこなう

購入希望者から、いつ内覧の予約が入るのかはわかりません。
そこで、いつでも迎えられるように準備を進めておくのが注意点です。
室内の掃除を徹底するのはもちろんのこと、におい対策もおこなうと良いでしょう。
カーテンやソファーカバーなどの布製品に染み付いていることもあるので、あらかじめ洗濯しておくのがおすすめです。
また、ペットや喫煙者がいると壁紙にも汚れが付着していることがあるでしょう。
掃除だけでは除去できないほど汚れているときは、壁紙の貼り替えも有効です。

ハウスクリーニングを実施する

水回りなどの汚れやすい箇所は、個人では掃除しきれない場合があります。
そのようなケースでは、専門業者によるハウスクリーニングが有効です。
費用は作業内容や清掃箇所により異なりますが、水回りのみであれば数万円程度で依頼できます。
水回りは内覧でも注目されるポイントなので、築浅などの状態の良い物件であっても、ハウスクリーニングは依頼するのがおすすめです。

引っ越し先の事前調査をおこなう

不動産売却が完了しても、すぐに新居が見つかるとは限りません。
そこで売却活動と並行して、引っ越し先の事前調査をおこなうと良いでしょう。
もし購入を予定しているなら、不動産売却を依頼している不動産会社に相談するのもおすすめです。
購入の仲介も同じ不動産会社に依頼すれば、引き渡しのスケジュール調整がしやすくなるメリットがあります。

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まとめ

住みながら不動産を売却したい方に向けて、売却方法や注意点について解説しました。
空室状態での売却とは異なるメリット・デメリットがあるため、自身の条件に合わせた対応を取るのが大切です。
そこで、不動産会社と相談しながら売却活動の方針を決めていくと良いでしょう。
私たち、不動産売却情報館(アイホーム株式会社)は、立川市周辺エリア(東大和市、武蔵村山市、昭島市、八王子市、日野市、府中市、国分寺市、国立市、小平市、小金井市)で価格査定の依頼を承っております。
住みながらの不動産売却をご希望の方も、お気軽にご相談ください。

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